後悔するのよバッドエンディング
アパートの火災保険契約更新ハガキが届いてからもう2ヶ月が経った。面倒で冷蔵庫に貼り付けっぱなしのハガキ曰く、この部屋に住み始めて9月で4年になるらしい。
4年前この部屋に住み始めたわたしは21歳。契約更新してこの部屋にもう2年住み続けると27歳。
27歳なんてあと5年後くらいの話だと思っていたのに、もう2年後に迫っているなんて恐ろしい。こうやって自覚のないまま年だけとっていくのか。
2年弱付き合った彼氏と別れて1ヶ月。
これまで「別れる・別れない」で、ああだこうだ悩んでたのはなんだったんだって思うくらい、今は楽しいしラク。
とにかく飲酒量が増えた。単に友達と飲みに行く回数が増えたってだけだけど、彼はわたしと付き合っていた約2年間で一滴もお酒を飲まなかった。それもあって、わたしも彼の前ではなるべくお酒は飲まないでいた。
別れた後、友達に「ほろよいも飲めないような男のどこがよかったの」と言われて、わたしは何も言えなかった。
「大好きだったのになぁ」と今でも思うことはあるけど、もう「好きだなぁ」とは思わない。当たり前か。
別れ方はゴミみたいだったけど、付き合ってたことを無駄だと思ったりしないし、付き合って良かったとも思う。でも別れ方はゴミ。ゴミクズ。幸せになれるといいね。無理だと思うけど。
うちには一人で帰ります
今日は雨。雨の音が聞こえる朝は、起きる気力が湧かなくて困る。
会社まで歩く間、椎名林檎の「正しい街」を3回連続で聞いた。「明日の空港に〜とても言えない」のなかの高音がこないだのヒトカラで上手く歌えて嬉しかったんだ。誰にも聞いてもらえなかったけど。
どうしようもなくて、仕事帰りにドラッグストアに寄り、マニキュアをひとつだけ買う。透明なベースにラメがたっぷり入ったマニキュア。
帰り道はずっと雨が降っていて、わたしは友達が誕生日プレゼントにくれた青いギンガムチェックの折り畳み傘をさしていた。風が強くて壊れそうなのが怖くて、途中からは仕舞って歩いたけど、雨に濡れても別にいいやと思った。帰りは椎名林檎の「モルヒネ」を聞いていた。
買ったマニキュアを家に帰ってすぐ塗ってみたけど、それでも元気が出なくて困った。仕事柄、足の爪にしか塗れないのが寂しい。
すべての憂鬱の原因は彼氏。もう連絡を取らずに一週間と二日。もはやもう彼氏ではないのかもしれないと思い始めた。ずっと心臓が重たくて、苦しい。こんなはっきりしない状態を脱して、きっちり別れればこの憂鬱が晴れるかと言ったらそうでもなさそうでさらに憂鬱だ。
答え合わせがしたい。未来のわたしは誰と幸せになっているのか知りたい。どの選択が正しいのかをこっそり教えて欲しい。助けてほしい。
8ミリフィルム
彼氏と別れた女の子が、引きずりながら忘れようとする曲。曲の一番最後の歌詞は「最速で離れてあげる いいよ、映画見るわ」。それで曲が終わる。
そういえばyonigeにもそんな歌詞がある。アボカドという曲で、別れた彼氏がモデル級の美人と付き合い出して「映画を見て現実逃避」だ。
最近の女の子は、失恋しても髪の毛を短く切ったりしない。映画を見るのだ。
それは、失恋した女の子が素敵な男性と出会って新しい恋に落ちる話かもしれないし、逆に全くラブストーリーとは程遠い、爆発ドンパチするようなスカッとする映画かもしれない。そう、マッドマックスみたいな。
わたしの一番最近の失恋は、元カレと別れた時。もう3〜4年前のこと。
気持ちはすごく冷めてて、いつ振ってやろうかと思っていたけど、先手を打たれてわたしが振られた。
その後、すぐわたしより可愛い女の子と遊んでる写真をインスタにあげてるところを見て(もちろんブロックされてたので、別垢からネトストをして見てた)勝手に傷付いていたあの頃。
その時は、どうしたらいいかわからなくてひたすらネトストしてた。精神的リストカット。見なきゃいいのに見てしまうアレ。なんなん。
今になって分かる。ああ、あの時わたしは映画を見ればよかったんだ。映画大好きなのに、その時は分からなかった。次に失恋する時がいつか分からないけど、この反省をちゃんと生かしたい。
ハンドメイドホーム
仕事中、無性にブログが書きたくなった。そういう瞬間がよくある。無性になんか買いたいとか、無性に辛いものが食べたいとか。
ちなみに今朝は、シャワー浴びてる最中に、無性にアジカンの「君の街まで」が聴きたくなって、久しぶりに聴いた。久しぶりに聴いても、やっぱり好きな歌は好きなままだった。
最近のわたしといえば、毎朝5時台に目が覚める。だけど、何をするでもなく、ただダラダラとベッドで時間が過ぎるのを待つ。
そうしてるうちに目覚ましが鳴って、止めたつもりがスヌーズになってて、また鳴る。また止める。そんなのを何度か繰り返していると、家を出る一時間前になって仕方なく起きる。そんな朝。毎日。
今日はあんまり良い日ではなかった。まず仕事が暇すぎる。お客さんが来ない。それでもなんとか時間を潰して、定時ぴったりで上がる。
帰り道、スタバでも寄るか〜と思ったら休み。来た道を戻ってタリーズへ。そのあとヒトカラに行きたくなって、カラオケ屋さんに入るも「40分待ちです」と言われた。「じゃあいいです」とカラオケ屋さんを出ると、さっきまで降ってなかった雨が。
なんか多分そういう日だったんだ。着ていたコートを傘代わりにして家まで帰る間に悟った。たまにある、そういう日。それが今日だったんだ。明日はちょっとでも良い日だといいな。
小走りで路地裏抜けて
今日も雨。昨日より雨足が強い気がする。まぁ昨日家から出てないんだけど、でもなんとなくそんな気がする。
自分で、わたしは歩くの遅いと思ってたけど、違う。そのとき聞いてる曲次第ってことに気付いた。テンポが早ければ歩くのも早くなるし、また逆も然り。
明日は新装版ソラニンの発売日。まだまだ先だと思ってたら、あっという間に来てしまった10月末。
ソラニン終わってから11年経つらしい。タイムリーに読んでたわけじゃないからそこまでじゃないけど、高校の時に読んだのが初めてだから…5年以上は前ってことになる。零落も楽しみ。
今ずっと聞いてる曲が5曲ある。そのときの気分に合わせて、1曲選んでエンドレスリピートしてる。
女王蜂の金星、クリープハイプのただ、欅坂46の避雷針、フレンズのNIGHT TOWN、アカシックの裸-nude-。どれも好き。
実家でごはん食べて、歩いて帰る。帰り道、電車と月が両方見える場所があって、振り返って写真を撮った。うまく撮れない。
さみしいから
昨日と同じ天気、気温だったのに、昨日と違って暇な1日だった。いつもよりぼーっとする時間が多くて、気付いたら仕事終わってた。
この季節になると、近くの木々が端から紅葉する。日差しで葉っぱがきらきらして、思わず見惚れる。でもあの葉が全部落ちるかと思うと恐ろしい。朝掃除めっちゃ大変。
先日作ったアルバムは、無事新郎新婦に届いたらしい。「喜んでたよ〜」と渡しに行った先輩からラインが来た。でも新郎新婦からは何の連絡も来ない。
「二次会の会費も幹事でほとんど飲み食いしてないのに払って、後日なにかお礼があるかと期待したけど、特にキャッシュバックもないし、なんて非常識なんだろう」と思ったけど、そこまで感謝されてないってことかな?と思うとつらい。
まぁ人の振り見て我が振りなんとやら。自分がいつか結婚して、なにか人に頼む時はそんなこと考えさせないようにしようってつくづく思った。
あと中途半端な間柄の人には頼まない方がいいんだな、と。迷惑をかけられてもそれを迷惑だと感じないような、そんな間柄じゃないと、本当にしんどい。
仕事終わり、実家でカツカレー食べて、ぼんやりテレビ見て、明日土曜なのに珍しく休みだってことを思い出して、無性に飲みに行きたくなった。
思いつく友達に連絡したら、まだ仕事だと言われた。仕事が終わるのを待って合流する。
華金なだけあって、どこも混んでる。いろんなお店の前まで行っては引き返すのを3回くらい繰り返して、4回目でやっと入ったお店。
ジントニックとシャンディガフを頼むと、店員さんが「うちお通しが選べるようになってて〜」と話し始める。聞くと、「塩ダレキャベツか、ナチョスか、テキーラショットから選べます!」と。
とんでもない店に来てしまった。その時点で少し後悔もした。でも、友達がふざけてショットひとつ頼んだところで、今度はしっかり後悔した。
なんとか回避するため、じゃんけんで負けた方が飲むことにしようと提案した。じゃんけんはつまんないからオセロにしようと言われ、受け入れたのが良くなかった。
負けた。負けました。おかしいな、こないだ母とした時は圧勝だったんだけどな。そして、テキーラはまずい。美味しいお酒が飲みたかっただけなのに。
みるみるうちに酔っ払って、結局家に帰ったのは深夜2時。明日は雨らしいし、昼まで寝て、1日引きこもろうと心に決めて眠りについた。
明日に少し期待をしようよ
そういえば昨日は給料日だった。8月の夏のボーナスのおかげで、目標貯金額を満たしたまま給料日を迎えられるようになったけど、「目標額超えたらどっか行くかパーっと使う」が達成できないまま。
今日は仕事終わりに後輩と飲みに行く予定だったので、昨日1万円おろしておいた。給料日前だから〜とお金使わないようにする人いるけど、結局給料日にお金入るなら変わらなくない?って思うのわたしだけなのかな?
唯一仲良くしてる後輩。わたしより背が高くて、いつもにこにこへらへらしてて穏やかそうなのに、言うことは遠慮なくて、そういうとこが好き。これまでも何度かサシで飲みに行ってる。
今回も合コンに行った話を聞かされた。その合コンで初めて会った女の子たちに対して「ギャルになっても可愛くないタイプのギャル」「ブスではないけどあなた年いくつよ?みたいなおばさん」とかニコニコしながら言うから面白くて楽しかった。
話を聞くと、合コンや友達の紹介で出会いは山ほどあるようなのに、一向に彼氏が出来ない。言うなれば決定力不足って感じ。誰にしようか迷ってる感じもある。
「そうやってよりどりみどりなのも今のうちだぞ」とか一応先輩っぽいこと言ってみたけど、一個しか年違わないし、あんまり説得力ない。ていうか普通に羨ましい。
帰り際、「わたし明日誕生日なんです!」とか言うので、慌ててセブンには入って500円以上するでっかい抹茶ケーキ買ってあげた。そういうの早く言って欲しい。
電車まで少し時間があったので、スタバで昨日から発売のハロウィンミステリーフラペチーノ半分こして時間つぶした。写真撮らな!ってあわあわしたら、なんかブレるし手首すごいし全然フォトジェニックな写真が撮れなかった。