そして僕の部屋においでよ
ヒトカラ行った。初めてヒトカラ行った時はすごい恥ずかしかったのに、今となっては1人でご飯食べに行くより恥ずかしくないし頻度も多い。でも、受付で書く名前はその時適当に思いついた苗字。
一曲歌い終わったあと、次の曲にうつるまでの一瞬、静かになる。友達と来ていれば、その一瞬だって何か会話があるんだろうけど、1人だから無音。当たり前である。
隣の部屋はカップルで、男の子がコブクロの赤い糸をしんどそうに歌っている。「あの歌、シチュエーションが超限定されてて全く感情移入できないんだよなぁ」なんて思いながら聞いていたら、次の曲のイントロで彼の声はかき消された。
なんかそういう「恋人に歌って聞かせる歌」とか「合コンとかで歌えば確実に異性を落とせる曲」みたいなの、無いなぁ。あったとしても、とくに披露する場もないけど、なんかそれも女子としてどうなのよ?と思ってしまう。
1人だと間が持たないので、時間稼ぎのためにも採点機能を入れる。一番褒められたのは「忘れらんねえよ」の曲だった。89点。惜しい。2曲歌ったら両方とも歌詞に「オナニー」という単語が含まれていた。女子としてどうなのよ。
早口の歌、他にもあった。andymoriのFOLLOW ME、ユニゾンのシュガーソングとビターステップ…もっとあったけど忘れた。
アジカンが一番歌いやすいわたしが、無理やり東京事変とかチャットモンチーを歌ったせいで喉がゴッサゴサになったので、もう当分カラオケはいいかな。満足。