みずたま日和

どうってことない出来事

白い服も黒い服も着たね

仕事帰りにカラオケ屋さんの前を通った。

ふと見ると、ギンガムチェックのシャツを紺色のロングスカートにインした丸メガネで黒髪おさげの女の子がひとりでお会計していた。超萌えた。可愛すぎる。彼女は何を歌ったんだろう。

 

そのまま歩いていたら、その子が後ろからスタスタと早歩きで追い抜いていった。肩からさげたポシェットのフタがキチンと閉まってなくて、歩くたびにパカパカしている。可愛い。良いものを見れた。

 

白いパリッとした素材のブラウスが欲しい。下のキャミソールとか透けるのが嫌で、白い服ってそういえば持ってない。パリッとしてれば透けないかなぁ。パリッとした素材の名前ってなんだろう。

 

あと、ゆるめのカーゴパンツ欲しい。色は絶対カーキ。ていうかカーゴパンツってカーキ以外あるのか?ポッケがいっぱいあるやつ。

綺麗な青のストンとしたパンツもいいなぁ。でも、わたしが着るとジャージみたいになっちゃいそう。どっちも白いブラウスに合わせたらきっと綺麗。

 

でも、欲しいもののビジョンが明確な時ほど、これだ!って思える素敵な服に出会えなくない?

逆もまた然り。何も探すつもりなく適当に入ったお店で、一目惚れみたいな運命的出会いがあったりする。わたしだけ?

 

古着で500円だったジーパンや1000円のスニーカーなどなど、全身で5000円くらいの格好で外を歩いてることにふと気付いて、服を買わなきゃいけないなと思ったんだ。

ジーパンはもう3年くらい履いていて、かなり色落ちしてきた。両膝の内側が擦れて毛羽立っている。それでもお気に入りなんだけどね。

 

しかし、まぁどうしたってお金がない。お金を下ろすのが苦痛なくらいお金がない。夏のボーナスまであと2ヶ月もあるのつらい。全身5000円で明日もどうにか生きていくしかない。