みずたま日和

どうってことない出来事

夢のダンスも

朝5時に起きる。昨日の後悔を活かして、ゆったりせずにテキパキと準備。ホテルを6時ぴったりに出た。

 

そして渋滞、渋滞、渋滞。

松本についたのはなんと12時すぎ。いつもなら高速で3時間で着くはずが、倍かかった。1時間と少しの仮眠をとって身体を休める。

 

さらに今日は星空の映画祭に行くという目標があった。

毎年この季節に八ヶ岳自然文化園で行われる屋外映画館。満天の星空と映画を両方楽しめるというのが売りだ。今年の演目は「君の名は」や「美女と野獣」「ララランド」などなど。もちろんララランド一択。

 

今日は生憎の天気。雨に濡れてもいい格好で準備万端。19時開場20時開演だったけど、最近はすごい人気らしいので、4時半には家を出た。

5時半に開場に着く頃、重く曇っていた空が少し明るくなってきた。雨は降らなさそうだ。

 

シートを敷いて席を取り、始まるまでの間まわりの人の人間観察をする。開演まで1時間あったけど、かなりあっという間だった。

予告と本編のあいだに、あのいつもの映画泥棒が流れたのにはちょっと笑った。

 

二度目のララランド。最初の渋滞シーンが大好きでまた観れて嬉しいのと、最初に観た時は気付かなかったけど、歌詞が主人公ふたりに重なりすぎていてつらいのと、合わさって少し泣いた。

他にも、あのマジックアワーの夕暮れや、プラネタリウムのシーン、パーティに繰り出すところも、すべて夜だからこそ外だからこそ楽しめた。夜を魅力的に映したララランドは、星空の映画館向きであると思った。

 

エンドロールが流れ出して1〜2分、彼が「雨降ってきた?」と言った。「またまた〜気のせいじゃない?」なんて言っていたら、雨足は強くなる一方、土砂降りの一歩手前ってくらい降り始めた。

本編の間は一滴も降らなかったのに、エンドロールになってから降り始めるなんて、終わるのを待ってくれていたとしか考えられない。雨も込みで良い思い出になった。

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