みずたま日和

どうってことない出来事

遠く遠くあの光まで届いて欲しい

7時に起きて、みんなで朝ごはん。湯豆腐が信じられないほどぬるくて笑った。荷造りのため一度アパートに帰って再合流して、お昼ご飯はお蕎麦。いつもの鶏南蛮にしちゃったけど、卵とじにすればよかった。

出発まで時間があるので、今日誕生日の弟へプレゼントを探しに出かける。去年あげたグレーのノーカラーシャツがかなりお気に入りらしいので、今年はエンジ色の同じ形のシャツにした。

 

14時半発のシャトルバスに乗り込んで、標高2000メートルにある王ヶ頭ホテルを目指す。バスの中を見渡すとみんな平均50〜60代。その中唯一の20代わたし。なんとなく視線が痛い。

1時間半かけて山道を行く。深い霧であたりは真っ白。ホテルに着いてからも、部屋の窓から見えるのは白い霧だけ。

 

ひいおばあちゃんとおばちゃんと母の3人は、とりあえず大浴場へ。わたしはそのあいだ売店を覗くことに。彼氏へのお土産は雷鳥モチーフの手ぬぐいにした。茶色と白の二色展開で、茶色は夏毛、白は冬毛という名前で可愛い。

フロントにお皿を借りて、部屋に置きに帰った時。ちょうど霧が切れて、雲海が顔を出した。部屋のドアを開けて、目の前の窓に広がる雲海を見て、ひとりで大騒ぎした。写真を撮ったら🕊に見える雲が綺麗だった。

 

でも、結局その日霧が晴れたのはその一瞬だけ。夜も、晴れていれば満点の星空が見れるはずだったのに、月が辛うじて見えるくらい。

夜ご飯は前菜からデザートまで全部もれなく美味しくて、スタッフさんがたくさん話しかけてくれて楽しかった。岩魚の塩焼き担当の人が謎にハイタッチを求めてきて笑った。

 

ロビー脇の素敵な休憩所で母とオセロをしたり、輪投げしたり、たくあんつまんだり、星は見えなかったけど夜も楽しく過ごせた。オセロも勝てたし。

ひとりで大浴場に入り、マッサージ機でうとうとしてたらもう23時になっていて、慌てて部屋に戻った。母曰く、布団入ってすぐ寝てたよとのこと。記憶にない。

f:id:MZTM5:20171004092602j:image