みずたま日和

どうってことない出来事

もう一度わらってみせて

朝は4時に起きた。寝てるあいだに霧が落ち着いて、星が見えるかもと思ったけど残念。真っ白。

ちょっとうとうとして、5時にまた起きる。日の出が5時20分頃と聞いていたので、展望デッキまで出てみた。まぁ真っ白。

 

ウィンドウブレイカーを借りて、母とふたりでホテルの前を少し5分ほど歩く。半分ほど進んで振り返ると、霧でホテルが全く見えなくなって怖かった。

風がびゅうびゅう吹いている。4℃らしいけど、絶対うそだとおもった。2℃くらい低い気がする。

 

チェックアウト10時で、バスが出るのは11時。けん玉したり、絵本を読んだり、屋上にでたり、1時間の暇をつぶした。

1度だけ霧が落ち着いて、少し開けた時があったけど、それも一瞬で元どおり。結局そのまま帰りのバスに乗って、ホテルとはお別れ。奇跡が起きて晴れてくれればと思ったが、人生そううまくはいかないらしい。

 

実家で荷崩しして少し休んでから、今度は安曇野へ向かった。大王わさび農場、わたしも行くのは初めて。

こちらもあいにくの天気。雨こそ降らないものの、薄暗い曇り空。風が吹くと寒い。

 

寒すぎて、わさびソフトクリームは断念。代わりに食べたわさびコロッケは、タイミングよく揚げたてを買えて美味しかった。

それぞれお土産を買って、ご飯の買い出しをして帰宅。夜ご飯はしゃぶしゃぶをすることにしたらしい。大根をおろしたり、きのこ切ったり準備を手伝う。

 

食後は昨日誕生日だった弟のお祝いで、ケーキを食べた。ホールじゃなくてカットのケーキ、それぞれ7種類。ナガノパープルやシャインマスカット、グレープフルーツのタルトなどなど。

食べながら、弟の小さい頃の写真をみんなで見た。当時は本当に本当にかわいかったんだ、今こそヒゲとか生えてるけど。

 

わたしは明日から仕事なので、今夜は泊まらずアパートに帰る。ひいおばあちゃんとおばちゃんが、エレベーターまでお見送りにきてくれた。

エレベーターの扉が閉まってからガラス越しに手を振るひいおばあちゃんは、写真に撮りたいくらい今日1番の笑顔だった。目に焼き付けようとたくさん見つめた。

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