みずたま日和

どうってことない出来事

遥か空に飛行機

仕事終わりに、無印で靴下を3足買う。

店を出たところですれ違った綺麗な金髪の男の子の眉毛が、これでもかと真っ黒で、何故かなんとも言えない気持ちになった。できれば眉毛も金色にして欲しい。

 

ためにためた10日分の日記を書くためにスタバに寄る。

茶色い髪の毛を編み込んだ可愛いお姉さんが「お待たせしました〜」とコーヒーを渡してくれたその同じカウンターの端に小さな虫がいた。どうするのか気になって見ていたら、その可愛い笑顔を少しも崩さず、素手で潰していた。

 

日記を書いていると、先輩にされた嫌なことを思い出して苛々したり、彼氏と会ったことを思い出して嬉しくなったり、その日にタイムスリップしたようになる。感情が忙しい。

 

途中で字を書くのに疲れて、もう数日分は家で書こうと日記を閉じる。でも、家で書く気になれないのは分かっていた。いつものことだ。

気づけばもう20時を回って、お腹が鳴り出した。家で何か作って食べるわけでもないが、とりあえず席を立つ。

 

こないだサシ飲みした眼鏡男子からライン。今度はクラブに行こうとの誘いを、「空いてる日わかったら、こっちから連絡するね」とやんわり断った。

元カノの誕生日にサプライズをしたら、元カノが嬉しさのあまり泣いてしまったという話を聞かされて、あぁわたしこの人合わないなぁと思ったのが前回。次回の予定を立てるのはあまり気が進まない。

 

夜道は、昼間の暑さと夜の涼しさが混ざったような空気。

いつもより少しぬるく感じた。

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