疲れてるんならやめれば?
長袖のワンピースを1枚で着て、外に出た。最近涼しくなってきて、長袖ちょうどよくて最高。雨がポチポチ降っていたけど、これくらいなら降ってるとは言わない。傘も差さない。
仕事はいつもより少し早く終わった。昨日寄れなかった弟のバイト先を覗きに寄る。ちょうど、厨房で小麦粉を量ってるところだった。
「頑張ってる!?頑張って!!」と話しかけると、「はいはい分かった分かった」と口では面倒そうに答えるけど、顔はにっこにこ。嬉しそうで可愛い。
そのまま実家に寄って夜ご飯。今日は和風ハンバーグだった。おいしい。
食休み後、母が唐突に押入れの整理をし始めた。わたしが中学のときに着てただっさいジャージと、高校で着てたブレザーやスカート、ブラウス。念のために取っておいたけどもう捨てる、と言うので、せっかくだから最後に着てみた。
セーラーブラウスとプリーツスカートの夏服。思っていたよりキツイ、いろんな意味で。卒業してからもう5年以上経っているんだから、当たり前といえば当たり前なんだけど。
その時ちょうど部屋から出てきた妹を捕まえて、同じ制服を着てもらった。かわいい。完全にかわいい、なんだこの差は。いや、明確に10歳の年の差があるのは分かる。でもそれ以外に何か別の、重大な違いがある。つらい。
制服以外にも、福袋に入っていた上着やら何やら、引き出しから取り出してはポンポンとゴミ袋に突っ込んでいく。
その中から1本のジーパンがでてきた。かなり状態のいいストレートデニム。わたしのでも母のでもない。
俺のかもしれない、と試しに父が履いてみる。丈はちょうど良さそうに見えたが、ギリギリ留められたウエストのボタンが今にも弾け飛びそうだ。
次はわたしが履いてみる。裾が少し長いけど、折れば問題ない。かなり太めでゆるっとしていて、例えるなら昔のaikoが履いてそうな感じ。捨てるのももったいないし、貰っておいた。明日履こう。
写真は先日見かけた傘です。