みずたま日和

どうってことない出来事

無色透明の色を帯びている

夜中に雨の音で起きた。

寝ぼけ眼でロフトを降りて、開けっ放しだった窓を閉める。窓の近くが吹き込んだ雨で濡れていたけど、見なかったことにしてベッドに戻った。

 

雨が久々で、どんな格好をしたらいいか分からなかった。傘をさしていても、悩んで履いたスカートの裾が濡れる。ロングスカートは間違っていたらしい。

雨の日はマーチンを履く、というマイルールがある。オンボロだけど、歩くたびに金具が鳴るところが好き。

 

仕事はすごく暇で、逆に疲れた。

すごい雨ですねーなんて話を、人に会うたび何回したか。こんなに降るなんて思わなかったですーって、何回言ったか。

 

雨も止んで、夜は彼氏とカラオケに行った。

aikoのロージー。「いつだって今も抱きしめてほしい」が上手に歌えたけど、彼氏は読んでいる漫画から一度も顔をあげなかった。少しイラっとして、次の曲は椎名林檎の警告を入れた。

 

藍坊主の水に似た感情を久しぶりに歌ったら、短大の頃を思い出した。

軽音部の新歓ライブで先輩が藍坊主のコピバンをしてたこと。結局その先輩とは仲良くなれないまま、わたしは幽霊部員になったこと。軽音部の元カレ。全く好きじゃなかった。

 

彼氏にフェスのお土産として、バンドTシャツをあげた。

きっとMサイズじゃでかいと思ってSサイズにしたけど、家に帰ってから広げてみたら、肩幅が入らないかもしれないと不安になった。

 

試しに着てもらったら、これ以上ないってくらいピッタリで驚いた。紺色もすごく似合っていて、嬉しい。

わたしも色違い買えばよかったな。買うとしたら、Mサイズで。

遥か空に飛行機

仕事終わりに、無印で靴下を3足買う。

店を出たところですれ違った綺麗な金髪の男の子の眉毛が、これでもかと真っ黒で、何故かなんとも言えない気持ちになった。できれば眉毛も金色にして欲しい。

 

ためにためた10日分の日記を書くためにスタバに寄る。

茶色い髪の毛を編み込んだ可愛いお姉さんが「お待たせしました〜」とコーヒーを渡してくれたその同じカウンターの端に小さな虫がいた。どうするのか気になって見ていたら、その可愛い笑顔を少しも崩さず、素手で潰していた。

 

日記を書いていると、先輩にされた嫌なことを思い出して苛々したり、彼氏と会ったことを思い出して嬉しくなったり、その日にタイムスリップしたようになる。感情が忙しい。

 

途中で字を書くのに疲れて、もう数日分は家で書こうと日記を閉じる。でも、家で書く気になれないのは分かっていた。いつものことだ。

気づけばもう20時を回って、お腹が鳴り出した。家で何か作って食べるわけでもないが、とりあえず席を立つ。

 

こないだサシ飲みした眼鏡男子からライン。今度はクラブに行こうとの誘いを、「空いてる日わかったら、こっちから連絡するね」とやんわり断った。

元カノの誕生日にサプライズをしたら、元カノが嬉しさのあまり泣いてしまったという話を聞かされて、あぁわたしこの人合わないなぁと思ったのが前回。次回の予定を立てるのはあまり気が進まない。

 

夜道は、昼間の暑さと夜の涼しさが混ざったような空気。

いつもより少しぬるく感じた。

懐かしいこの景色と

父の日だった日曜日は丸1日遊びに行ってたせいで、父に会わずに終わっていった。

「今日は父の日です。よろしく」とラインが来てて鬱陶しかったけど、母の日はちゃんとやったし仕方がない。昨日仕事終わってからプレゼントを買いに行った。

 

近所のお店で有田焼のビール用グラスを買った。

ひとつだけでいいかとも思ったけど、実家に帰るたびに良く聞く「ビール飲も」「あっ飲む、ちょっとちょうだい」という両親のやり取りをふと思い出して、白地に金色と銀色のラインが入ったグラスをふたつ、色違いで買った。

 

お店の奥さんは確かもう70歳を超えていたはずだ。いつも着物で、笑顔が素敵なおばあちゃん。大好き。

過去の記事「小さい頃は神様がいて」で話したこともあるけど、わたしは小学校の頃が無敵だった。

 

このお店も例外なく、わたしのテリトリーの中にあって、昨日も「きっとご両親に勝手にお店に入って迷惑かけないようにって言われたからだと思うけど、外からガラスドアにべったり張り付いてたわよね」って言われた。きっと小学校低学年の頃の話だ。もちろん覚えていない。

 

さらに「七五三の時に晴れ着でご両親と挨拶しに来てくれたのに、恥ずかしいって走って逃げてたよね」と言われて、今のわたしが恥ずかしかった。でももう大人なので「その節はどうもすみませんでした…」と謝っておいた。

 

ラッピングしてもらったグラスを持って実家に寄ったら、肝心の父はいなかった。思わず「いないんかい!」と言ってしまった。伊勢に出張へ行ったそうだ。

 

まぁ直接渡すのも恥ずかしいし、ちょうどいいやと実家にそのまま置いてきた。

きっとそのうち「ありがとう」ってラインがスタンプと一緒に送られて来て、フェイスブックに写真をあげるんだろう。喜んでくれるなら、それもいいかなと思った。

繰り返す思い出は

フェス楽しかった。ナードマグネット、MOROHA、BiS、yonige、四星球を見ました。

 

ナードマグネットのグッバイという曲を初めて聞いて好きになった。今もApple Musicで聞いてる。

 

MOROHAは、気付いたら泣いてた。「ラップ抜きで惚れてくれた彼女、俺抜きで幸せになれ」は泣く。

 

BiSは最前列で近すぎて首痛かった。握手会で握手したら、手が超いい匂いになって、手ずっと嗅いでた。キモオタみたいだった。

 

yonigeは、MCで「虫食べるみなさん、こんにちは!」みたいなこと言ってて、正直「またそれかよ」と思った。そろそろ長野県イコール虫、みたいのやめようよ。

 

四星球めちゃ楽しかった。アホだったー。それに限る。

 

あとDJブースで聞いた、超オシャレなモーニング娘。恋愛レボリューション21が忘れられない。音源欲しい。ツイッターにあげといたから見て欲しい。IDは@MZTM5です。

 

同じくぼっち参戦だった友達の元カレ(笑)と一緒にまわったんだけど、彼氏だと思われるのすげーやだなーと思いながら一緒にいた。ごめん。楽しかったけど。

 

今日から異動があって、先輩に仕事を教えなきゃいけない。仕事教えんの本当にいやだー。責任取りたくない。

 

今日のブログはメモってことで許してほしい。

君のプレイリストは僕の心のど真ん中

昨日の夜は、この間知り合った同い年の男の子と飲みに行った。

知り合った時、好きな女の子に告白してフラれたって言うので、泥酔一歩手前の彼に超真剣にアドバイスしたんだけど、絶対聞いてなかった。

 

あーなんか今多分口説かれてんなぁと思いながら飲むお酒はいつもより進む。ジントニックが無性に飲みたくなったのは、こないだ聞いたandymoriのせいか。

 

今日はひとりでフェスに行く。電車で1時間のところまで、ひとりで。楽しみ。

最近コンタクトにしたり、前髪切ったりしたのは、この日のためである。

 

ライブも久々だけど、フェスとなるともっと久々だ。3年前のりんご音楽祭が最後かな?昔はよく行ったのに。

 

過去のフェスで一番好きなエピソードは、メトロックで9mmを見た時、友達とはぐれて別々のモッシュの中にいて、ひと段落してから合流した時のこと。

友達が「モッシュ中に口の中なんか入ってきて、完全に歯欠けたと思ってたら他人のiPhoneの欠片だった」って言ってきたのが本当に面白すぎた。歯欠けたと思うのも面白いけど、他人のiPhoneも心配。

 

今日はMOROHAとBiSとyonige目当て。BiS以外にわかだけど、フェスの楽しみってそういうとこだと思ってる。知らない世界に触れるのは楽しい。

 

今日はなにが起こるだろう。歯欠けないように、iPhone割れないように、気をつけながら楽しもう。

青い空が白くなっていくのを見ました

 

昨日はマブダチの新居でお泊まり会。

 

普通、お泊まり会といえば、友達の家でご飯を食べて、シャワー借りて、寝るまでお話すると思うんですが、それはあくまでも「普通」のお泊まり会の話。

 

わたしたちのお泊まり会は、普通じゃなかった。

まず、新居のシャワーの難易度が星5つだからという理由で、まさかのシャワー浴びてからの合流。難易度5の理由を聞くと、火傷レベルの熱湯からの突然の水らしい。最悪か。
 
シャワー浴びたせいで全員すっぴん。もれなくブス。
その点、SNOWって素晴らしいよね。勝手にメイクしてくれるし。全人類の眼球にSNOWが搭載されればいいのにね。
 
夜ご飯も、わたしが食べたいという理由でそうめんだけだった。
もう3日前くらいから食べたいと思ってたからわたしとしては大満足だったんだけど、白いテーブルに、白い皿に、白いそうめん。フォトジェニックの真逆を行く質素さ。
 
男友達から電話がかかってきたときも、普通のお泊まり会なら出ないけど、出ちゃう。普通じゃないから。
さらに、面識ないのにハンズフリーにして、結果的に仲良くなっちゃう。すごい。
 
好きな友達と好きな男友達が仲良くなってくれるのなんて、わたしからしたら最高に嬉しい。
わたしは翌日仕事だから深夜2時に寝たけど(それでもかなり遅い)、わたし以外の友達と電話かけてきた男友達は朝の4時まで話し続けていたらしい。完全に頭おかしい。
 
朝起きたら、ひとりは帰り、もうひとりは別の部屋で寝ていて、部屋にわたし1人だった。あれ?夢かな?と思った。
もちろんそうめんも長電話も夢じゃなかったし、仕事はつらい。でも、今日はちょっと頑張れそうな気がした。

見慣れた文字で君から手紙が届いた

フェイスブックを久しぶりに開いたら、友達が中学の卒業式の日に配られた最後のクラス便りの写真をあげていた。

「10年後の自分への手紙の開封日は、10年後の2019年8月15日にします。」の一文が載っていて、勢い余って「来年じゃん!」とコメントした後に、今が2017年であることに気づいて、慌てて「再来年か!!?」とコメントし直した。

 

再来年。つまり、もうすでに8年が経っている。恐ろしい。

8年前のわたしが2年後のわたしにどんな手紙を書いたかなんて、もちろん覚えていないけど、なんとなく想像はつく。

「彼氏は?結婚は?子供は?今幸せ?」耳が痛い話だ。でも、16歳の純粋なわたしには悪意がない。悪意がない分、タチが悪い。

 

16歳のとき。小中高と絶えず好きな人がいたわたしは当時、誰のことが好きだったかなぁ。

どうしても思い出したくなって、恥ずか死ぬのを覚悟で当時の日記を引っ張り出してみた。宿題もせず日記だけは欠かさず書いてたわたしと、いま毎日ブログ書いてるわたし。さほど変わらなくて笑える。

 

9冊もある日記を全部確認したのに、見事にその卒業式前後の日記が無くて、逆にもやもやが増した。

でも「2月18日、道徳の授業中に10年後の自分へ手紙を書いた」という日記を発見して声が出た。手紙の内容までは書いていなくて、ちゃんと10年後に初見になるようにするためかな?なんて思ったけど、多分違う。

 

目が合ったとか、ペン拾ってもらったとか。そんな些細なことまで喜べる片思い中のわたしは、なんだか最強だなぁと思った。

我ながら心変わりが激しすぎてついて行けない。5日後には違う人好きになったりしてる。すごい。意味がわからない。

 

結局、誰のことが好きだったかは思い出せないままだった。2年後のわたしへの手紙に書いてあればいいな。