赤い日記帳
昨日は菅田将暉にめちゃくちゃ言い寄られる夢を見て、今日は髪の毛切ろうかなと悩む夢を見た。朝起きて鏡を見たら、変な寝癖がついてた。
くだらない夢の話も、変な寝癖も、ちゃんと笑ってくれる彼氏が好き。
暑い。雨の予報はどっか行ったらしい。
洗濯して干したら、昼には乾いてくれた。洗剤変えたら、家の中が他人んちの匂いで満たされた。
部屋の気温が33℃で驚く。どうりで汗が止まらないと思った。
シャワーを浴びてる間、嫌なことを思い出して、気持ちが滅入る。立て直そうと思って、洗濯したての赤い服を着たら、なんとなく大丈夫な気がしてきた。
外に出ようと玄関のドアを開けて一歩、外が暑すぎてもう帰りたいと思った。折れそうな気持ちをなんとかして、玄関のドアに鍵を閉める。
信号のない横断歩道。赤い服着て待ってると、心なしかいつもより車が停まってくれるのが早い気がする。
1週間以上、日記をサボってしまった。
アイスコーヒーを飲みながら、ブログをもとに日記を埋めていく作業。どんどん薄まるコーヒーは、最終的に麦茶に近い味だった。
日記を書きながら、先輩の結婚式の二次会案内状を作らなきゃいけないことを思い出す。面倒くさいな。適当におしゃれなやつ作って!って言われてるけど、なにか見返りがないと頑張れないよ。わたし。
向かいのダサいペンケースの女の子。さっきから寝たり起きたり本読んだりを繰り返している。肘ついて携帯いじってたら、撮られてると思ったのか、こっちを二度見してきた。撮らねーよ。
元気が無いので、帰ってからはずっとアイドルの動画を見ていた。
可愛い女の子が歌って踊るのは素晴らしい。気付けば4時間経ってたし、充電が3%だった。動画の見すぎで頭が痛い。
赤い服を脱いで部屋着に着替えて、アイドルを聞くのをやめた途端、嫌なことが頭の中をぐるぐるし出した。彼氏に会いたかったけど、会いたいって言えなかったのを後悔した。
チラシの裏に思ってること全部殴り書きして、ぐしゃぐしゃポイッてして、めそめそしながら寝た。