眠って忘れたいの

彼氏の家に泊まって、2日後に迫った横浜旅行の計画を立てた。

ポケモンのためなんだけど、それでも赤レンガ倉庫とか観光できるし一石二鳥。楽しみすぎて、楽しみだねぇとしか言えなくなった。

朝、アパートまで送ってもらったのが家を出る1時間前。いつもは30分ダラダラして、残りの30分で慌てて用意をするところ、この日は前半30分ダラダラせず用意ができた。そのせいで、時間の感覚が狂ってしまった。

会社に着いて、着替えを始める。今日はいつもと違う制服。前日に左手の甲にメモしたおかげで、シャツにちゃんとアイロンかけて持ってきたし完璧。更衣室を出て、階段を降りる。

降りたところで、同じ遅番の先輩がちょうど会社に着いたところと遭遇する。心の中で「おっそいなー」なんて思いながら挨拶。

パートのおばちゃんにも挨拶したところで初めて気づいた。時計を見ると9時半、今日は10時出社。30分も早いやんけ！みんなに笑われたし、自分でも爆笑した。

銀行でお金おろして、コンビニでお茶とお菓子を買って時間を潰す。レジ前でライチ味のチュッパチャプスを追加したら、お会計が600円ちょうどになった。ちょっと嬉しい。

10時になって、知らん顔して「おはようございま〜す」と2度目の挨拶をしてまわる。

そういえば眼鏡を忘れた。コンタクトしてもよかったけど、なんかもったいないなと思ってやめた。いつもより目つきが悪い。

台風感がないまま1日が終わった。ちょっと風はあるけどただの曇り、普通の雨の日って感じだったし、むしろちょっと晴れたりする時間もあった。長野県はいつもそうだ。山が守ってくれるので。

今日はまっすぐ家に帰った。家に着いてから何をして過ごしたか覚えてないけど、気づいたら23時を過ぎていた。薄着で薄い毛布にくるまって眠る。